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家の玄関に貼ってある忌中ってどんな意味があるの

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玄関に貼ってある紙は「忌中紙」と言われる物になりまして、貼られている家には亡くなられた方が居ると言う事を知らせる物だと言われています。こちらの紙は葬儀の次の日から四十九日頃まで貼っておくものになりますが、現在は3つの事情によって葬儀後は直ぐに取り外されるお家が多くあります。

まず一つ目の理由は現在は核家族やマンションなどにお住まいになるご家庭が多くなり、ご近所付き合いと言うのも昔ほど行われていません。また身内のみで葬式などを行う事も多くなりましたので、周りの方に家族がなくなった事を知らせることが無くなった為と言われています。

二つ目の理由は情報の伝達方法の変化になります。昔は回覧板に近所の情報などを書いて回していましたが、現在はスマートフォンなどが進化してメールと言った機能で情報交換などを行いますので、玄関にわざわざ張り出すと言う事が無くなったのではないかと言われています。三つ目の理由は空き巣の被害を防ぐ為だと言われています。「忌中紙」には自宅以外でお通夜や式を行う場合にその日付けや時刻を記載した物がございます。その事が記載されていますとお通夜や告別式が行われる日の時間に、この家は誰もいないと言う事が見られた方に伝わります。お通夜や告別式の後には皆様から頂いた香典などがお手元に置かれていますので、玄関に貼っている紙によって空き巣に入られてしまう可能性が高くなります。この様な理由によって昔と違い今は「忌中紙」を張られる家は少なくなってきました。

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